久々に過去の旅ネタを公開。
（足が痛いのでどこにも行けず…最近ネタ無し。）
２００８年のＧＷにインドに行ってきた。
デリーに到着して直ぐ飛行機に乗ってアウランガーバードへ。
乾季のインドはマジで暑い！！
毎日４０℃越。
堪らずタクシーをチャーター。
このオッサン、日本語少々、英語堪能で怪しい…
まぁクーラーが効いた車で観光できるし、ＯＫとしました。
けどこのオッサン、頭オカシイのか、
町中を車でブッちぎって、牛とぶつかりそうになると
「This is India!! Ha Ha ～～～」っと連呼…
暑さで頭がキレましたな奴は…
「This is India!! Ha Ha ～～～」
アウランガーバードを基点にして世界遺産の「エローラ」と「アジャンター」を観光した。
この２つの世界遺産は共に石窟で断崖に仏教寺院や住居
を建設したもの。
建設といっても建てたのではなく、彫っているのだ。 しかもノミとトンカチだけで。
柱一つ一つも建てたのではなく、断崖をくり貫いて、柱だけを 残していったらしい。
「エローラ」でメインの第１６窟。
本当にコレを彫ったのかと思うと
昔の人はすごい！っとしかいえませんな。
珍しい双子を撮らせてもらった。
これ建てたんちゃうで！！
周りから彫っていって
くり貫くように建物にしていったらしい。
「エローラ」の規模はかなり大きく
一日ですべてを見るの恐らく無理やった
と思う。
一方「アジャンター」は「エローラ」
ほど規模は大きくないが、
内部の壁画など創りが凝っている。
特に内部の壁画は綺麗なことで有名。
「エローラ」と「アジャンター」だけで
ぶっ倒れるぐらい疲れた…
乾季に行くところじゃないね…
実はあの有名な
「タージマハール」はアウランガーバード
にもある。
ちっちゃいけど、写真で見るには
同じようなモノ。
ちょっとここでインド的なものを紹介。
やはりインドの食事と言えばカレーでしょ。
ってかカレーしかない。
もっと厳密に言えば「カレー味」
しかない。
スパゲッティもカレー味。
ピザもカレー味。
バーガーもカレー味。
正直、９日間ぐらい毎日３食カレー味食ってると
日本に帰ってから半年はカレー食う気せんかった…
次はサリー。
オイラが女やったら１回は着てみたいね！
市場ではカラフルなシルクが沢山売っている。
色々なカラーを組み合わせて、ゴールドのアクセサリー沢山付けて着こなすのが流行みたいやね。
インドはゴミゴミしてて、
カオスみたいやった。
何もかもがゴチャ混ぜやね。
人も車も多いが、何より動物が多い。
牛、ラクダ、羊、ヤギ、ゾウと何でもありだ！
もちろん彼らの落し物の多さも半端やない！！
普通に踏む…むしろ避けるのが無理なくらい落ちている。
次の町、「アフマダーバード」へ行くために、チャイを飲みながらバスを待っていた。
その時、一人の男がこの牛に近寄り…
乳搾りを始めた。
街中で乳搾りとは長閑な雰囲気っと
思っていたが、間違いなく今飲んでいる
チャイにこいつのミルクが入ってるんやろな！
これぞ生搾り！！
このインドの旅は本当に移動が
多かった。
８泊９日の旅やったけど、
宿に泊まったのは３泊だけ…
あとはすべて夜間移動してた。
１４時間ぐらいギュウギュウ詰めのバス、しかも椅子が直角。
さすがに死ねると思ったね！
道路も混みまくってて、クラクション
もウッセェしよ～。
半死に状態で「アフマダーバード」で
に到着。
特にこの町には用はなく、
次の目的地「ジョードプル」への
中継。
時間があったので町を散策。
相変わらず人も車も動物が溢れかえっている。
この町は井戸が有名らしいので
行ってみた。
「ダーダー・ハリ階段井戸」
井戸というか何層にも掘られた
穴ってとこやな。
底はかなり涼しかった
なんとなく聖星矢っぽいな。
「ハーティースィン・ジャイナ教寺院」
ジャイナ教ってどんな宗教やろ？
次の目的地「ジョードプル」
ここは本当にいい所やった！！
一番の思い出の町やね。
「ジョードプル」は通称「ブルーシティ」
と呼ばれている。
その名の通り、建物のほとんどが
ブルーなのだ。
丘の側面にある町なので、リキシャも
牛もおらず、インドとは思えないくらい
静かな町。
ボッタクリやしつこい客引きも
いない。
ここが泊まった
Hill View Guest House。
このテラスからの眺めは最高やった。
しかもオーナーのザフランは親切。
オイラなんて宿代の値段を聞いたら
「何ぼでもＯＫ～～」っと返答。
暇があれば、喋り相手にもなってくれる。
上の写真の宿の後ろにチラッと見えてる
建物「メヘラーンガル砦」。
こんな砂漠の町のど真ん中に
ゴッツイ建物がある。
要塞のような砦。内部はお城のような
感じで豪華でした。
同じ宿に泊まっていた日本人と
夕食を一緒にした。
真ん中の二人は世界一周中で
職業は美容師。
世界中で髪を切りながら旅をしている。
本当に羨ましい～～
「いつかはオレも！！」っと
思っているがいつやろうな！？
彼らは今、アルゼンチンにいるみたい。
頑張れよ～
また日本か世界のどこかで会おう！！
この夜、結婚式が行われていた。
日本人で参加してきた。
日本人が珍しいのか
若干パニック状態に…
まるでお祭りのような
結婚式やった。
数件の家にもお邪魔させて
いただきました。
インドの子供達は写真が大好きです。
トップの写真のように笑顔が本当に
可愛かった。
この子は皆にモテモテでした。
オイラも撮らせてもらいました。
この子は将来、絶対美人になるな～
次の日は朝から
キャメルサファリへ。
ラクダの乗り心地は…
最悪です。
５分も乗れません！！
尻が割れました…
ラクダに乗って砂漠に行く遊び
なんやけど、日中は行くべきではない！
砂漠をナメテると痛い目に会うぞ！
日差しの強さはハンパやない。
火傷に近い日焼けをして高熱が出た…
砂漠に住む民族の家。
こんな過酷な所で生活するなんて
脱帽ですな。
砂漠のど真ん中で作業している
村人を発見！！
何をしているのかを尋ねたところ
溜池を作っているとのこと。
今は乾季なので雨季に入ると
雨が降る。
彼らはその雨水を溜める溜池を
作っているのだ。
オイラのツルハシを持って掘ってみたが
岩のような地面はまったく掘ることが
出来なかった…
地獄のような暑さにやられ
帰国日は一日中ダウン…
今思えば何でインドに行ったんやろ！？ まったく思い出せない。
ただ一つ憶えているいることは、
インドの旅は過去で一番肉体的にも精神的にもボロボロになった旅やった。
インドはすべてが複雑でゴチャゴチャ
していた。過去に行ったどんな国よりも
刺激的な所だった。
しかし、あまりにも疲弊したせいか
バックパッカーさえ辞めようかと
も考えたね～
実際、ダイビングのライセンスを取得
したりと、海外での遊び方を変えようとしている。
まだバックパッカー的な旅をしたいとも
思わない…。年なのだろうか？本気の一人旅が再開できることを祈って当分どこかでブラブラします。
